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伊豆半島ツーリングレポート2
Touring by Motorcycle for the IzuPeninsula


期日:2003年8月30〜31日     
場所:伊豆半島全域        
参加者:オレ、オレの叔父、上野さん、板場
CB1000SF,W650,TT-R Raid、CBR1100XX
総走行距離:700kmちょい         


約2年ぶりの伊豆半島ツーリング!
今回は“のんびり、まったり”とツーリング。
っていうか、行く前から、上野さんは「今回は宿で酒飲んでうまい飯食うのが目的ですから・・・」
とかなんとか言ってたし。
いつもながら、天気予報は1週間前から雨。
とりあえず、ぎりぎり前日まで様子見て、雨が降る確率が下がったので
宿を手配する事に。
前回宿泊地“又五郎”にメンバーから強烈なラブコールが寄せられたが、
予約入れた時期が時期で満室だった。
だが、運良く、同じ雲見エリアの、同じく網元の“大漁”が空いてた。
今回は常連の立川さんがお盆に長期休暇を取ってニュージーランドにスキーに行ってた関係で
会社を休めなくて、脱落。
後輩にも声をかけるが、口頭一番金がない、と・・・。
そこで、前に乗鞍に一緒に行った板場を誘う事に。
色よい返事を期待してますぞ・・・
という、オレの期待とは裏腹に、「今通院中だから微妙」と板場。
だが、板場もバイク乗り。
土曜、病院での診察を受けてから追っかけてくると。
う〜ん、さすが板場。
んなこんなで空模様を気にしながら当日はやってきたのである。

8月30日(土)

朝4時に起き、5時に上野さんと集合し、6時に海老名SAにて叔父と集合。
しかし、オレがぐずった為、集合時刻に少し遅れてしまう。
雨は降ってなかったが、空模様はいまいち。
秦野中井から西湘バイパスに入り、楽園へと!!
箱根ターンパイクから一気に高度を稼ぎ、大観山へと。

そして、前回はそのまま伊豆スカイラインに入り、南下したが、
今回は椿ラインを下り、一旦海岸線に出て、熱海辺りから伊豆スカイラインに入ることに。
初めて椿ラインを走ったけど、感想としては“狭くて走りにくい”。
んで、海岸線に出て、熱海を過ぎた辺りからまた峠に入り、
山伏峠から伊豆スカイラインへ。

この頃にはいまいちパッとしなかった天気も、やや晴れてきた。
のんびりと伊豆の空気を味わいながら、南下していく。


伊豆スカイラインは交通量も少なく、抜きたい時にはすぐ抜けるので
最高のワインディングだ。
急かされる事もなく、イライラする事もなく、ゆったりと自分のペースで走っていく。

終点まで行き、天城高原からまた海岸線に下り、伊豆高原駅の蕎麦屋で遅めの昼食を取る。
そして、一路石廊崎へと。
前回はジャングルパークで休憩を取った為、石廊崎には寄らなかったが、
今回は余裕もあったので、石廊崎に立ち寄る事に。
途中、下田の白浜海岸を通った時・・・
八月も終わりだと言うのに、海岸は海水浴客で一杯。
何よりもびっくりしたのは、あんなに綺麗な海が本州にもあったのか!ってこと。
思えば、白浜海岸なんて行った事ないかも。
その名の通り、白い砂浜が続き、海はエメラルドグリーンに輝いてる。
来年の夏、ここに来て、ここで泳ごう!と誓った。
ゆるやかで単調な道を海岸沿いに南下し、のらりくらりと・・・

そして石廊崎に到着!
売店で駐輪代代わりに軽く飲食して、石廊崎へと。
約15分位歩いて、伊豆の最南端の石廊崎にたどり着く。
風が強く、遥かかなたにはうっすらと利島が見えた。
快晴の日には、それこそ伊豆諸島全部見えるらしい。


そして、宿へと向かう。
石廊崎から宿までの道のりはホントに面白い。
アップダウンが小刻みに繰り返され、時には目が回るくらい長いコーナーがある。
叔父のバイクは高速コーナー不向きで、すぐステップを擦ってしまうらしい。
3時ちょい前には宿に着き、部屋に案内される。



叔父と上野さんが早速、ビールと焼酎を注文し、グラスを傾けている。
オレは軽く走りに行くつもりで酒には手をつけなかったが、
U字ロックに手をつけてしまったのが前代未聞のハプニングの幕開けであった・・・。

何気にU字ロックを首にはめた。オレ。
アホだ・・・とでも言わんばかりに笑う叔父と上野さん。

が!鍵を開けようとしても開かないのだ!

そういえば最近、鍵の感触がスムーズじゃなったような・・・
30分くらいかちゃかちゃやっていたが、どうも鍵が回ってくれない。
最初は冗談でやってるのかと思った叔父と上野さんだが、
ようやく理解してくれたみたく、鍵を色々といじってくれる。
上野さんが「119番しなくちゃ」とオレをあせらせる。
その時、ふと気づいた。
オレがいつも持っているビクトリノックスに金ノコがついてる事を!!
早速取り出して、試しに切ってみると、なんとか切れそう。
でも自分でやるのはしんどいので、叔父と上野さんに替わりばんこに切ってもらった。

上野さんは半分寝てたらしく・・・、
そういえば、上野さんが切ってる時は切れてる感触しなかったような・・・
って事はほとんど叔父が切ってくれたのか(笑)

騒ぎから約2時間後、なんとか切れてくれたU字ロック。
1ヶ月前にセールで買った1000円ちょいのU字ロック。
んなすぐ壊れる安物なんか買うんじゃなかった。
でも、安物で良かった、っていう心境もあながち否定できない。
もし、ゴジラとかだったら確実にレスキュー隊騒ぎだっただろう。
あの、“切ろうとしても外側のリングが回転し絶対に切れない”とかいう優れもの。
盗難保険までついてるくらいだし。
こういうとき、Dr.スランプあられちゃんみたく首が取れれば便利だな〜
とかどうでもいい事を思いながら、二人がU字ロックを切ってくれる音を
半分眠りながら聞いていたのでした。
板場も騒ぎの最中に来たもんだからいい笑いものにされました(ToT)

んで、無事U字ロックも切れ、上野さん&叔父さんのせっかくの酔いもさめた所で夕食!

写真準備中

活きのいい舟盛り、魚を網で焼いたり・・・
んで、腹もいっぱいになり、酒も入り、
部屋に戻り、ごろんと。
上野さんは早々と寝てしまったが、残り三人は
23時くらいまでエンタメなる番組を見ながら爆笑してたのでした。

8月31日(日)

恐る恐る窓の外を見ると・・・雨の気配はなし。
だが、山には不穏な雲が引っかかっている。
朝食を済まし、ゆっくりと転寝し、10時に出発!

136を車の後ろをのんびりと北上し、達磨山林道へ。
この林道はある程度舗装状態もいいし、ほとんど通行量もないし、
タイトコーナーが続くので上野さんは面白かったそうな。
現にあおられっぱなしだったし。
で、達磨山山頂レストハウスで昼食を食べる。

達磨山はごらんの通り雲の中。
運良く雨には降られなかった。
で、山伏峠へ向かい、伊豆スカイラインへ。

伊豆スカイラインからは天気も眺めもよく、“絶景!”とまではいかないが景色も良かった。


写真では見づらいが、小田原辺りの海岸線が遠くに見えた

今回の集合写真

そして、箱根ターンパイクに入り、楽園も終点へ。

バイクに乗ったまま何枚か写真を撮ったけど、この1枚は最高傑作。
遠くに海も見えるし、いかにも山を下ってる感じがするし・・・

 

 

 


May the adventure be full of wonder and grace!!