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ツーリングレポート

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松島〜鳴子峡〜蔵王

08'10/18(土)〜10/19(日)
総走行距離 約705mile/1,128km

参加車両
CB1000SF, W650, XV1900S, CBR1100XX

 秋のツーリングはどこへ行こうかと悩んでいた所、黒鳥乗りの「鳴子峡」という鶴の一声で決定。
高速メインとなる長距離の移動だが、たまにはいいだろう。宿もあれこれ探し、温泉に定評のある「仙庄館」に決定。平日料金で泊まれた事も嬉しい。
春・夏と雨続きだったツーリングだが、今回は晴れ男?である叔父の参加で秋晴れの中、ロングツーリングを楽しんだ。
今回はバイクから撮った画像も盛りだくさん!

 

10月18日(土)

前日は22時半就寝。が、妙に暑くて寝苦しく、しかも蚊に2,3ヶ所食われて中々寝付けない・・・。
23時半頃、ハーブに頼るべくバレリアンを4錠ほど飲んで再就寝。3時間半は寝れたかな?
朝4時起床。いつもならどんよりと雨模様の空を見上げ意気消沈するのだが、今回はその心配もない。
朝飯を食し、パッキングして出発。
数分遅れで立川さんとの集合場所に着き、そのまま外環経由で東北道蓮田SAへ。
まだ夜も明けきっておらず、冷気が身にしみる。

6時前に蓮田SA着。叔父も板場も到着済み。軽く談笑して一路仙台へ。
皆、22時過ぎには床に入ったらしいが、やはり寝付けなかったらしい(^^;)


国見ICで給油休憩し、そのまま仙台へ。が、先導の板場がありえない行動に出る。
チームワークもへったくれもなく、自分のペースで見えなくなるほど先へ行ってしまい、
先導する気などさらさらなかったオレが急遽先導する事に。
第一目的地が松島である事意外はどこで降りるかもちゃんと確認してなかったので、
オレの独断で鳴海奥松島ICで降りて、板場にメールして大高森の壮観へ。
高速を降りてからは開放感溢れるのどかな風景が続き、ちらほらと松島の景観も見え始めた。
青空が広がっているのはいいが、霞んでいて遠くまで見渡せないのがちょっと残念だった。

壮観への登山道入り口の駐車場にバイクを止め、散歩がてら松島の絶景を堪能。
海岸沿いにはコスモスも咲いていて、波も穏やかで「松島」そのものの雰囲気を醸し出していた。

登山道を登り始めてすぐの展望台で景色を眺めていると、手前の松島海岸ICで降りた板場が追いついてきた。
苦笑しながら階段を登ってくる板場(笑)。
ここから10分ほどで大高森の山頂で、行くかどうしようか迷ってた所、板場曰く見晴らしがいいとの事だったので登る事に。
  
が、結構な急坂で汗ばんできた。
と、緑のトンネルが開け、高台に到着。

目に入ってきたのは松島〜太平洋を見渡せる大展望。
出来る事なら30分ぐらい景色を眺めながらボケ〜っとしていたかったが、先が長いのでそそくさと退散。
今度は朝と夕方に来てみたいものである。

壮観を後にし、次の目的地のコバルトラインへ向かう。途中でガスを入れ、飯を食う事に。
目ぼしい所がなく、ラーメンにでもしようかと悩んでいた所、目に飛び込んだのは「みそ鍋」ののぼりが上がるドライブイン。
ご当地ものにありつけただけでなく、量的にも申し分なかったので大正解。
ただ、肉があまり入ってなかったような(笑)
 

バイクもお腹も満腹になった所で牡鹿半島のコバルトラインへ向かう。
海岸線を縫うように走り、時たま閑散とした港町を通り抜け、半島先端にある御番所公園へ。

ここも絶景だった。太平洋側に金華山を望む。青い海に浮かぶ、緑の小島。
やはり天気がいいと景色も綺麗、空気もうまい。

ここから女川方面へ北上し鳴子峡へ行く予定だったが、ゆっくりしすぎて時間がなくなったのでショートカットする事に。
板場にバトンタッチしてオレは最後尾へ。
コバルトラインは車も殆どいなく、貸切り状態だった為、板場&叔父はかっ飛ばす。
ブレーキ不調のオレは突っ込めるはずがなく、アメリカンの後ろをのんびりとついて行く。
ちなみに黒鳥のペースに合わせて走った叔父は何度かタイヤが鳴いたらしい(^^;)

コバルトラインを降りた後は、一般道をのらりくらりと鳴子温泉に向かう。
いつもなら眠くなるところであるが、天気もよく、景色も見てて飽きないので片手運転で写真を撮りながら走る。
本当は今回のツーリングに備えて、ハンドルにカメラを固定する部品を買おうと思ったが、やめて正解。
固定してたらアングルとか限界あるしね。
というわけで、鉄馬上からの写真です。


 




我ながらうまく撮れたものだ。
OLYMPUSだからピント合わせには苦労するが、
FinePixF100dならシャッター押すだけで綺麗な写真が撮れるんだけどアウトドアユースには向かないし・・・。

鳴子峡はその名からするに細い道の山奥と勝手なイメージを抱いていたが、
実際は整備された幅広車線で走りやすい事この上ない。
夜の帳が落ち、あたりが真っ暗になっても走りやすかった。

残念ながら鳴子峡は真っ暗の為見れなかったが、紅葉も見頃じゃないという事だし、ま、いいか。
宿泊地の仙庄館に着いたのは17時半前。
いや〜走った走った。
夕飯の時間を1時間ほど遅らせてもらい、風呂に入る。
緑色をした温泉は中々気持ちよかった。
一汗流した後は夕飯。ここの宿は部屋食という事なのでゆっくり頂く。
前評判どおり、海鮮中心の献立だったが、まぁ美味しかった。
個人的には山の幸が中心のほうがよかったのだが・・・。

飯後は予約してあった貸切り露天風呂へ。
が、予想とは裏腹に狭い、しかも露天風呂ではなかった。
でも、人目はばかることなく乾杯出来たのは良しと。
 
飲んだお酒はオレが持参した「スペシャル・甲州&セミヨン 1999 」
温泉でワイン?と思うなかれ。このワインはかなり旨いのだ。

マンズワインが2000年に発売した限定ワインでまさに今が飲み頃。
山梨県産の甲州種とセミヨン種のワインをブレンドしてあり、
甲州種の上品な果実香と、セミヨン種の味わいの濃さがバランスよく調和したワイン。
ワインを空けた後は狭い貸切り風呂を後にし、露天風呂へ。

こちらは広々としていて眺めもよかった。冬には最高の雪見露天風呂となるだろう。冬にもう一度来たいものだ。

温泉に入った後は立川さんと一眼レフを片手に月の撮影。あと3日早ければ綺麗な満月だったんだけどね。

で、22時過ぎには早々と就寝。




10月19日(日)

6時過ぎ起床。露天風呂へ。
朝靄に覆われ、視界は殆どない。新鮮な空気を吸い込み、眠気を覚ます。
いつもは内湯には浸からないのだが、ここの内湯は中々よかったのでそっちも入る。

今朝は早く出る予定だったので、前日に7時半の配膳を頼んだ。
支払いを済ませ、土産を買って8時半過ぎ出発。
今日メインは蔵王と、時間があれば磐梯吾妻スカイライン。

静かな山間の道を快調に飛ばし、途中山刀伐峠に寄り道。
奥の細道でも有名なこの峠、かなり曲者。
枯葉が舞い散るタイトなコーナーにXVを駆る立川さんは苦戦気味。
薄暗かったのでブレてるかと思いきや、中々綺麗に撮れていたのが1枚あった。
山刀伐峠の雰囲気がうまく出ている。ちなみに、毎年のように熊の目撃情報が出るらしい・・・。

山刀伐峠を越え、元の道路に合流し、国道13号へ。
幅広車線で高速道路並みにスムーズに流れる。

で、蔵王へ。
紅葉が見頃という事は聞いていたが、案の定、車がいっぱい。数珠繋ぎの中、のらりくらりと走る。
 
中腹辺りはまさに紅葉が見頃で、様々なコントラストを見せていた。
坊平で休憩、集合写真を撮ろうとするも、風が強い為三脚を立てられず断念。
今度はエンドフックを用意して、強風時でも集合写真が撮れるようにしよう。
 
お釜、滝見台でそれぞれ景観を楽しむ。






  
ここから先はガスりはじめ、視界が利かなくなった。
大鳥居ドライブインで昼飯。
協議の結果、磐梯吾妻スカイラインは止め、早めに高速に乗る事に。

高速に乗ってからはひたすら眠気との戦いであった。
安達太良SA、那須高原SAでそれぞれ休憩し、最後は眠くならなかった事もあり、蓮田SAまでノンストップ。
途中、150km/h出してたGSX-Rがあっさりパトカーに捕まってた…。
おとなしく捕まるなら速度出さなきゃいいのにね…。

蓮田SAで最後の休憩をし、それぞれの帰路へ。
19時帰宅。荷物を置いて、洗車場で虫の死骸を洗い流し、ガスを入れて
風呂入って、はぁ・・・と一息ついたのが20時半頃。
思えば、行ってから帰るまで好天続きのツーリングで楽しかった。
さて、次のツーリングまでにローター交換だな。


 

 

 


May the adventure be full of wonder and grace!!