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旅日記

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LAS VEGAS

荒涼とした大地に突如として現れる不夜城、ラスベガス。賑やかなナイトショーが毎晩繰り広げられ、
一晩中派手なネオンが輝くカジノのメッカとして、世界中の人々を惹きつけてきた。
そして近年はカジノだけでなく、子供から大人まで楽しめるエンターテイメント・リゾートへと大きく変わりつつある。
そんなラスベガスに00’9/8〜9/9まで行って来た。
現地で取った写真と共に、ガイドブックの説明、感想などを交えて紹介しようと思う。


9月8日、朝グランドキャニオンを少しドライブして、お昼にはラスベガスへと向かう。
Williams〜Kingman〜フーバーダム、そしてラスベガスへ。
フーバーダム付近では峠道に加え、道も狭く、観光スポットでもある為渋滞していた。
オレらも車を降りて散策するはずだったが、駐車場がうまっていたので泣く泣くあきらめた。
写真に写っているのはフーバーダムと、人造湖レイク・ミード(Lake Mead)。
ラスベガスを含めた近隣の人々の貴重な電力、水の供給源となっている所である。
右はラスベガスへと通じるR93。

ラスベガスに着き、LasVegas Blvdへと入る。
そこの一区画だけ、豪華なホテルが建ち並び、きらびやかな雰囲気を放っている。
時間はすでに夕刻になっていた。
とりあえず今日泊まるホテルを予約する。
弟と決めた結果、中心部に近く、リーズナブルなホテル、という事でミラージュへ。
玄関前のボーイに“Do you have any vacancies?”と聞いた所、“いっぱいあるから大丈夫だよ”と言ったので、車のキーを渡し、ホテル内部へ。
ふかふかの絨毯の上を重いスーツケースを引っ張りながらフロントへ。
フロントで、ツインルームを一部屋借りる。
そして、カジノホールをすりぬけ、客室専用エレベーターへ。
飯なしだが、一部屋$79でこの部屋とは安い!!窓からの景色もばっちりだったが、ピンぼけでここに載せられないのが残念…(--;)。
荷物を部屋に置き、小物を身につけたあと、再び外へ観光に出かける。
玄関前のボーイに駐車キップを渡し、車を持ってきてもらう。
お礼に1ドル札を渡す。
言っておくが、オレらは、はなっからカジノには興味がなかった。
という訳で、ショッピング、観光にしゃれこんだ。

まず、繁華街からは遠く離れ、南下し、ベルツ・ファクトリー・アウトレット・ワールドへ。
歩くにはちと無理がある。でも、行って見る価値はある。


Belz Factory Outlet World

140以上もの工場直売店が集まった話題のモール。

ビタミン剤や食品から、ジーンズやシューズのカジュアルショップ、陶磁器や洋服の一流ブランドまで、最大75%オフだというから見逃せない。
一流デパートであるサックス・フィフスアベニューのアウトレット、オフ・フィフスもある。
モール内にはメリーゴーランドまであり実にのどか。
2ヶ所あるフードコートでは、タイ料理やステーキ、ピザなどが手軽に食べられる。
ちなみに、とあるショップでふと目に入ったデザインのイカすかっこいリュック。
メーカーはなんと、かの有名なオークリー!!店員のおっちゃんに値を聞くと、$139と…高い!!
でも日本ではめったに手に入らないだろうなぁ…かっこいいし。
今のリュック、もう買い換え時だし…と、10分ぐらい迷った末、買うことに。
それがこれ。


OAKLEY

写真は物がパンパンに入ってる状態で見栄えは悪いが、物があまり入ってないときは、 スマートでイカすのだ!!
友達にはいいバッグだ、と言われるし、持ってる人も今までに一人しか知らないし(それも外人)、今ではオレの愛用品なのだ!!

7400 Lasvegas Blvd.  Tel 702-896-5599
10-21時、日〜18時、年中無休


ホテルの紹介


New York New York ニューヨークニューヨーク

ニューヨークの超高層ビルが実物の1/3のスケールで再現され、各ビルが客室棟になっている。
自由の女神をはじめブルックリン・ブリッジのライトアップも必見。
ホテル内部もエリアごとにニューヨークの地名が付けられている。
ショッピングが楽しめるパーク・アベニューのショップには小さな自由の女神やタクシーが飾ってあったり、店員さんが手品を見せてくれる店も。
カジノ・フロアのセントラル・パークやダウンタウンではピザやバーベキューなどのファーストフードやカフェが並んでいる。
アトラクションでは、最高時速107km/hでビル街を疾走するジェットコースター、マンハッタンエクスプレスが大人気。

3790 LasVegas Blvd.  Tel 702-740-6969  $49〜
アトラクション・マンハッタンエクスプレス
(10〜23:30、金土〜24時、無休、$6)


Luxor ルクソール

賑やかなストリップの南側に出現する黒く光る巨大なピラミッドとスフィンクス。
特に夜間のライトアップされた姿は幻想的で、ピラミッドの頂上からは夜空に向かって強力なビーム光線が発射される。
約19万uもの敷地に、2万5千枚以上のガラス板を使って作られたピラミッドの内部に足を踏み入れると、
壁には象形文字や壁画が描かれ、天井まで届きそうな荘厳な像が人々を見下ろす。
30階分の高さがある最上部までが吹き抜けになっていて、壁の斜面に沿って並ぶ客室へは、
世界初の39度の傾斜で昇降するエレベーターを使って上がっていく。
カジノ入口は巨大な古代エジプトの神殿の門、レストランやビュッフェにもファラオや出土品のレプリカが飾られ、 気分はもう100%エジプト。
ピラミッドの隣には新館の22階建てタワーがそびえる。
アトラクションはピラミッド内部の中2階の空間にある。
“オベリスクの探索”は、古代の地下帝国を飛び回る迫力の映像が楽しめる。
“アイマックス・シアター“では迫力の大画面で数本の3D映画を交互に上演している。
また、“ツタンカーメン王の墓と博物館”もある。

3900 LasVegas Blvd. Tel 702-262-4000 $59〜  
オベリスクの探索(9〜23時、金土〜23:30、無休、$6)、
アイマックス・シアター 9〜23時、無休、$8.5)、
ツタンカーメン王の墓と博物館(9〜23時、金土〜23:30、無休、$4)


Mandalay Bay マンダレイ・ベイ

南国の楽園をテーマにしたマンダレイ・ベイは、ストリップの南端に立つ、ゴールドに輝くホテル。
熱帯植物が植えられたトロピカルなロビーの水槽には熱帯魚が泳ぎ、窓越しには滝が落ちる。
1エーカーもの広さがあるプールエリアには4つのプールとジャグジーがあり、
海岸を想定した巨大な波の出るプールには、 なんと砂浜まであり、サーフィン大会も開かれた。
ナイトショーはシアターでミュージカルが楽しめ、ブロードウェイでトニー賞で6部門を受賞した“シカゴ”を上演。
入口は別だが、建物の35〜39階は高級ホテルとして有名なフォーシーズンズ・ラスベガスになる。
メインロビーでは毎日、オウムのミニショーもある。

3950 LasVegas Blvd. Tel 702-632-7777 $99〜  プール(9〜17時、12〜2月休み、無料


Parisパリス

1999年にオープンしたパリス。エントランスには凱旋門(実物の2/3)、オペラ座やルーブル美術館も再現され、もちろんエッフェル塔もそびえたつ。
本物の半分の大きさとはいえ、最上展望台からのエッフェル・タワー・エクスペリメンスはラスベガス市内を一望でき、
特に夜景は見事。内装もフレンチのエスプリたっぷりの小粋なインテリア。
大人気のビュッフェはラ・ビレッジ・ビュッフェで。ディナー時には長蛇の列でかなり待つことになるが、それでも入る価値大。
ショッピング街のビレッジ・ウォークはシャンゼリゼ通りそっくりに造られ、石畳の道はパリそのもの。
ワイン、チーズに始まって、ここでしか手に入らないものも少なくない。
ナイトショーのミュージカルもテーマに合わせて“ノートルダムのパリ”。

3655 LasVegas Blvd. Tel 702-946-7000 $59〜


Treasure Islandトレジャー・アイランド

小説“宝島”の世界を再現したテーマホテル。
大きなドクロや骸骨などを眺めながら跳ね橋を渡ってホテル内に入ると、天井から海賊達が睨みをきかす。
カジノやゲームアーケードまでカリブの海賊の世界一色だ。
“バッカニア・ベイ・ショー“の海賊船vs大英帝国海軍のバトルも大人気。
ナイトショーのミスティアは日本公演でもおなじみのシルク・ド・ソレイユが創りだす不思議なステージ。

3300 LasVegas Blvd. Tel 702-894-7466 $69〜
バッカニア・ベイ・ショー(16〜23時、冬季の日〜木は〜22時、90分毎、無休、無料)


The Mirageミラージュ

そして、ここ、“ミラージュがオレらが泊まったホテル。
ホテル入口ではサンゴや滝(左写真)、毎晩噴火する火山(右写真)がゲストを迎えてくれる。
ロビー奥のトロピカル・アトリウムは高さ27mのガラス張り。
熱帯の花々やバナナの木が生い茂るジャングルになっている。もちろんカジノもポリネシアン・ビレッジ風。
そしてプールはヤシの木やカラフルな花に囲まれ、砂漠の真ん中にいながら、まるで南の島に滞在しているような気分にさせてくれる。

また、ホワイトタイガー以外にもアジア象など6種類の珍しい動物が飼われている。

3400 LasVegas Blvd. Tel 702-791-7111 $79〜
火山の噴火ショー(20〜24時、15分毎、無休、無料)


その他にもMGMグランド、エクスかリバー、リオ・スイート、シーザーズ・パレス、サーカス・サーカス、
ハード・ロック・ホテル、ストラトスフィア、ラスベガス・ヒルトン、ベネチアンなど色々なホテルがある。
今回は写真を撮ってないホテルの紹介は割愛させてもらった。


World of Coca Cola ワールド・オブ・コカコーラ

歴史から製造過程までコカコーラの事が何でも分かるツアーが、たったの$2。しかも30種類の世界各国の清涼飲料水が飲み放題。
1〜2階のショップにはTシャツからバッグまでキャラクター商品がいっぱい。今回は時間的余裕で行けなかったが、次の機会には是非行って見たいものだ…

Tel 702-270-5953
ショップ:10〜20時、金土〜翌1時
ツアー:10〜23時、金土〜24時、$3
無休


Fremont Street Experience フリーモント・ストリート・エクスペリエンス


フリーモント・ストリートに長さ450m、高さ30mのアーケードが登場し、光と音との大スペクタルショーが行われている。
210万個の電球を使ったショーは迫力満点、明るいのでご覧のように記念写真も撮りやすい。
ストリップに人気をうばわれ気味のダウンタウンだが、このショーを見に毎晩多くの観光客が駆けつけている。
ショー時間には余裕を持って行き、ショーが始まるまではアーケード内のショップを物色するのもいいと思う。
中々粋な店もいくつかあり、結構楽しめた。

Tel 702-678-5600、1-800-249-3559(フリー)
日没〜24時の毎時ごと(季節により異なる)、約5分間、無休、無料


これらの写真はラスベガスの、時間にして真夜中辺りの情景である。
左の写真は信号待ちで車中から撮った写真。
遠くにマックの看板があるのがわかるだろうか?かの有名な“ラスベガス・エクストリーム”の溜まり場でもある(笑)。
昼の渋滞とは打って変わって閑散としている。
右はミラージュ手前で撮った写真。車道とは違い、まだ沢山の人であふれている。
まさに“不夜城・ラスベガス”


ラスベガスの夜景

ご覧の夜景は“ストラトスフィア”の展望台から弟が撮ったものである。
高く夜空にそびえるパープルタワーであり、高さ350mもあるラスベガスのランドマーク的存在である。
ネオンに埋まったラスベガスを一望するにはもってこいである。
あ〜オレも行けばよかった・・・(^^;)(親戚と連絡を取る為一足先にミラージュに帰った)。
タワー上部から48m落下するフリーフォール“ビッグショット”や、世界で一番高いところにあるジェットコースター“ハイローラー”など、是非是非体験してみて欲しい。
ある意味、SixFlagsMagicMountainよりも楽しめるはずだ。
しかし…本当に素晴らしい夜景である。こういうのを“100万ドルの夜景”、と言うんだろうなぁ〜


翌日、9/9は朝起きて、飯も食わず、足早にラスベガスを去って、ロサンゼルスの親戚宅へ。
ラスベガスでのハイウェイへの入口がわからず、迷う事数分。
が、無事入口を見つけ、ハイウェイに乗り、快調に飛ばす。
アメリカでの運転経験がたった3日目、にもかかわらず、制限速度無視でひたすら西へ。
途中、州の関所があり、なんだ?と思ったが、難なく通過。
この日も、こっくりこっくりしては弟に起こされ、を繰り返しひたすら単調な道を延々と走ったのでした。
一人でアメリカ大陸のドライブは危ないな…(^^;)
やっと、親戚宅に着き、近くのレストランでメキシカンをご馳走になる。
そう言えば、この旅行中、ちゃんとした飯食ってなかったな…全部マックで済ませてたような…
だって、レストラン高いし、メニューわからないしめんどいんだもん・・・
今度はスーツケースに$札詰め込んでカジノ荒らしに行くか・・・
んでもって、大フィーバーかまして、スィートルームに招待されて、優雅な一夜を・・・って無理無理・・・(−−;)
ま、ラスベガスはカジノに限らず、アトラクション、ショッピングも十分楽しめる事が分かった今回の旅日記でした。
ちゃんちゃん・・・・・・


ホテル・観光スポット説明文、etc...   JTB出版 『ワールドガイド-アメリカ西海岸 '00〜'01』    より引用

 

 


May the adventure be forever wonder and grace!!