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旅日記

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カリフォルニア州の南西部に位置し、太平洋に面したロサンゼルスはニューヨークに次ぐ全米第2の都市。
現在、ロサンゼルスの都市圏には140カ国からの移民が生活し、96種類の言語が話されている。
マジョリティーはイングランド系、アイルランド系などの白人だが、3割以上はヒスパニックとよばれるスペイン語を話す人たち。
次いで、アフリカ系、アジア系などのマイノリティーが続く。
日系人は25万人ほどいて、リトル・トーキョが彼らのコミュニティ。
都市の広さと交通の便の悪さがネックだが、レンタカーを借りてしまえば楽園に変わる。
何しろ、ビーチ、ショッピングモール、テーマパークと遊びには事欠かない。
オレの大のお気に入りの都市、それがロサンゼルス。

今回の旅の発端は、高校時代の相棒Tからそれとなく誘いを受けたことに始まる。
この相棒は高校時代からの親友5人組の中でも特に何かと気が合う。
簡単に言ってしまえば、オレ達は好奇心旺盛でアウトドア派、残り3人はめんどくさい事はやらないオヤジ派なのだ(笑)
さて、この相棒とは前々から「ホノルルマラソン行こうよ」とか言ってはいたものの、実現せずじまい。

ところが、2004年のGW辺りから急展開。
季節はずれの真夏日よりの中を外回り中、相棒から「今年の夏アメリカ行こうぜ!」と
何の前触れも無くメールが入る。
あまりにも突然だったが、「いいぜ!」とその場で返信。
詳しく話を聞いてみれば、相棒が勤める会社ではサプリメント関連を扱っていて、
今後の為にも、サプリメントNo.1のアメリカに行き、勉強をしたいと。
だが、相棒は初アメリカどころか初海外旅行!!
単独で行くのも心許ないので、旅仲間を探してたところ、オレに白羽の矢が立ったらしい。
渡米経験が4回あり、なおかつサプリにも興味を持ってるとなれば好パートナー、と見込んだのだろう。

相棒はニューヨークに行きたいとの事だったが、オレはロスにも行きたい。
しかも相棒の仕事の関係で現地滞在期間は5日間。
普通なら「じゃぁ、ニューヨークで5日間じっくりと過ごそう」となるだろう。
しかしありきたりな旅をするつもりはなかった。
旅の計画を立て、段取りも全てやる、つまりツアーコーディネーターである、という特権を乱用し
オレは、5日間でロス&NYの2都市周遊という無謀にも近い計画を立てる。
相棒もこの案に一つ返事でOKを出した。
行くところと期間が決まったところで早速チケットの手配。
しかし、出発まで1ヶ月を切ってた事もあり格安チケットは僅か。
最初希望してた成田→NY→LA→成田のディスカウントチケットは売り切れ。
成田→LA→NY→成田ならあるとの事。
期間は8/17~21と決めていたので、週末をロスで過ごしたかったのだが、
仕方なくLA→NYの順で周る事に。
しかし、嬉しい発見!国内便(LA→NY)を探していたところ、夜中の便があるとの事。
ただ、直行便ではなくミネアポリスで乗換えとの事。
貴重な時間を節約できるし、ホテル代も浮く、ってことだし、このフライトを迷わずチョイス。
出発半月前にもかかわらず希望どおりの値段でチケットが取れ、満足。
ついでに相棒たっての願いでNYでの宿をヒルトンに予約する。
食事なしで素泊まりだけで1泊10,000円を余裕で超えるホテル。
まぁ、いいか…。

8月17日午後成田発、同日午前LA着、
17~18日LA観光
18日の夜中の便でLA発、
19日早朝、ミネアポリスで乗り換え、
19日午前にNYラ・ガーディア空港到着
19~20日NY観光(ヒルトン2泊)
21日午後 JFK発
22日夕方 成田到着

という感じに今回の旅行の骨組みが出来あがる。
あとはLAとNYで寄る所をピックアップし、ルーティングするだけ。
何しろ、5日間で2都市周遊、それも全米第1と第2の都市を。
ロスはジモピー同然だからいいとして、NYをたった2日間で楽しめるのかどうかちょっと不安があった。
でも、今回の旅における目的を集約すると、

相棒:サプリメントショップめぐり
オレ:ロスのニュートリライト農場見学、ロスの親戚と会う

だけだったので、特に問題無し。
オレの場合、ロスでニュートリの農場見学と、親戚に会えれば後は何でもOKだったので、
相棒に行きたいところを決めてメールするように何度も催促した。
「んなの向こう行ってから決めりゃいいじゃん」なんて悠長な事は行ってられないのが今回の旅。
紆余曲折を経る事もなく、運命の日はやってきた。

2004/8/17

相棒と成田空港で待ち合わせ。
搭乗手続きを済ませ、$への換金も済ませる。
「トラベラーズチェックもとったほうがよくない?」と相棒はガイドブックに従おうとするが、
オレは「クレジットカードと3万円分の現金があれば十分」と言って、相棒の心配を跳ね除ける。

搭乗時間になり、搭乗。
飛行機は定刻に出発。
滑走路に着き、エンジン回転が上がり、滑走路を走り始める。
何度飛行機に乗っても離陸の瞬間はわくわくする。
飛行機は爆音を立て加速していく。
そろそろ飛び始めるな…
それっ!
それっ!
まだ?
早く飛べ!



なんと飛行機が減速し始めた。
ありえねー!
と、機内アナウンスが。
「第3エンジンにトラブルが発生しましたので戻って整備点検を行います」と。
ありえねー!
待つこと30分。
「代替飛行機をご用意致しますのでターミナルにてお待ち下さい」と。
ざーけんな~

バスから撮影したエンジントラブルを起こした飛行機。
早くも貴重な時間が浪費される。
バスに乗り臨時ターミナルで待つこと2時間。
代替機の準備が出来、またバスの乗って代替機に乗り込む。

しょっぱなからのトラブルに怒り心頭の相棒

なんだかんだで定刻より3時間遅れで離陸。
飛行時間を3時間縮めろ!と文句を言いたくなるほどだった。
ま、文句を言っても仕方ないので配膳された機内食を食べる。

20:30 Dinner まぁまぁうまかった。

やはり高度1万メートルの空は格別!
いつかこの高高度からスカイダイビングやるのが夢である。
30,000ftとかから、こんな感じで…

う~ん気持ちよさそう…
んでもって、装備はこんな感じで…

って、おいおい…オマエは特殊部隊か(^^;)

話が飛んでしまったが、
夕飯後ぐっすりと寝る。

現地時間11:30、朝食

11:50、いよいよアメリカ大陸が眼下に見えてきた。

12:18、LAX着陸。

イミグレーションを通過。
ちなみに相棒はフラッシュをたいてしまったため、警備員に御用になる(笑)。
画像を消去して無事解放される。
※注 撮影禁止です。

なんだかんだで予定より3時間遅れの13時にアメリカ入国。
前日にインターネットで予約しといたレンタカーを借りるため、ダラーのシャトルバスに乗る。

眠そうなあくびを連発する相棒

ダラーに着いたはいいが、カウンターに長蛇の列…待つこと1時間半以上…
やっとこさレンタカーを借りる。
まずはユニバーサルスタジオハリウッドを目指して北上。
時間がおしてるため、ハイウェイをひたすら飛ばす。

ちなみに相棒は免許持ってないため、オレの運転。
ま、そのほうがレンタカー代も安くなるしね(運転者数に応じて割増になる)。

ロスのダウンタウンを通過して…

見えてきました! ハリウッド!
この時点で16時近く…
エンジントラブルによる3時間ロスは痛い…

お約束の記念写真を通りすがりの人に撮ってもらい、足早に園内に入る。

16:25、まずは出来たばかりのVAN HELSINGのお化け屋敷へ。

まぁまぁかな。

高台からの眺めがこれまた格別。
ここから長いエスカレーターを下ってLOWER LOTへ。

17:15、次なるアトラクションは、出来立てのほやほや、しかもUSJにはない
“REVENGE OF THE MUMMY THE RIDE”に。

すげー混んでたが、何故かするりと先頭まで行けてしまい、待つこともなく乗れてしまった。
違うアトラクションの列だったのか、それとも一人待ち用の列だったのか、今考えてみても分からない…
ま、それはいいとして暗闇の中を縦横無尽に駆け巡るジェットコースター。
その暗闇の中からミイラ達が姿を現す、という内容のアトラクションだったが、スリル感もたっぷり。
面白かった!

土産屋で買った“グミ-・マミー”という名のグミ。
これも一種のアメリカンジョーク(笑)

そして、お次は定番の“JURASSIC PARK THE RIDE”!!

こちらも結構混んでました。

んでもって、しっかりと濡れてきました。
ジュラシックパークで濡れた後はバックドラフトへ行き、服を乾かすというのが、通のコース。
オレはUSHは2度目なので、ちゃんとバックドラフト行って服を乾かしました。
USJは一度も行ったことないのに、本場のハリウッド2度目、ってのも贅沢なもんだな(笑)
でも、ハリウッド行ったことあれば、あえて大阪行く必要もないよね…

ってな訳でバックドラフト!

最前列で鑑賞。ってか、熱いって!
服が乾いたところで再度UPPER LOTへ移動

ハリウッドサインを記念に撮る。

※看板に書かれた絵です。
ちなみに今回の旅行では時間の関係で見に行けませんでした(ToT)

そしてお次は、ちょうど発車時刻の迫ってたトラムに乗り、スタジオツアーに参加。

映画やテレビで実際に使われた撮影スポットやフ舞台裏を4両編成のトラムに乗って回るツアーで、
今回初めて体験したが、結構楽しめて、40分という乗車時間もあっという間に過ぎた。

洪水を発生させるセット。

ちょうどなんかの撮影中でした。

地下鉄のセットでは地震が発生し、タンクローリーが降ってきて火災、そしてしまいには浸水で地下鉄内が水浸し…と凝った造り。

そして、こちらはお待ちかねのジョーズ

う~ん、ナイスショット!
しかし、この馬鹿ザメが着水した時に水飛沫があがり、よけた拍子に、
足元に置いてあったレモネードを水の中に落としてしまった!

オレが落としたレモネード。$7?もしたんだぜー。
ジョーズの馬鹿ヤロー!!

これは何の映画で使われたんだろう?

こちらはハムナプトラのセット
で、トラムツアーも終わり、最後にターミネーター2 3Dを見に。
やけに甲高い声でハイテンションのエスコート嬢がいて相手に疲れた。
まぁ、あっちも仕事でやってるんだからしょうがないか(笑)

途中で見かけたそっくりさん改めコスプレ

とある広場にある唇のオブジェ。
座ろうと近づくと、ピュッと水をかけてくるやな奴である。
こういう遊び心をくすぐるオブジェが置いてあるのもアメリカならでは。

19:30頃
そろそろ日も暮れてきたのでアトラクションはおしまいにして、ユニバーサルシティウォークへ。

相棒を撮った写真だが、これが中々うまく撮れている。

キングコングが見下ろす通りで食事や買い物に勤しむ旅行者達

アメリカといえばNFL!!
以上、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド。

20:21に発ち、今夜の宿泊予定地であるサンタモニカへ向かうことに。
その前に、ダウンタウンへ寄り道。

I'm lovin' itのマクドナルドで夕飯を食う。

これでレギュラーサイズの飲み物。デケー!!

ちなみにダウンタウンには浮浪者が出没。
「HELP ME」と声をかけられること多々。

おー!イエー! アメリカにも吉野家が!
牛丼は“Beef Bowl”だそうな。

そしてロスのダウンタウンのシンボルである高層ビル群を撮影。
その後、リカーショップでつまみや飲み物を購入し、サンタモニカへ。
ホテルを探すべく何件かまわるが、結局“Hotel Carmel”に落ち着く。
値段もまぁまぁだったし、時間も遅かったし。だが、ダブルしか空いてなかった(笑)

言っとくけど、決してホ○ではないからな・・・


23:00、やっと落ち着き、オレはメールチェックをしにインターネットカフェへ。
アイスを食らいながらメールチェック。
まず親戚に明日夕方寄る旨のメール。
んで、まだ交渉中だったニュートリライトの農場見学について、担当者とメール。
明日、ちょうど日本人旅行者のグループが来るから、それに混じれば日本語で説明が聞けるよ、との事だったのでラッキー。
明日の行動予定も決まり、サンタモニカビーチを一目見に行く。

ちなみに0時位。明るすぎ。
でも人の気配はない。

ホテルに帰り、1:15就寝。
初日は飛行機のエンジントラブルにより3時間のタイムロスだったのが惜しい。
予定してたサンタモニカ・プレイスでのショッピングが出来なかった…
と歯軋りしながら寝たのであった(うそ)

2004/8/18

起床!
ちなみに3:30
睡眠時間2時間15分(マジ)
ドリーミィーナイトというバレリアンを使ったハーブサプリを飲んで寝たので短時間でもぐっすり眠れました。
このドリーミィーナイトは旅行には欠かせません。
ゴルファーで各地を転々としてる親友も愛用中。
さて、3:30に起き、4:15にサンタモニカビーチへ散歩。
オーシャンフロントウォークを歩いてみたいという相棒の期待に応えたのだ。
っていうか、今日は朝早くニュートリライトの農場に向かわなくちゃいけないし、
夕方は親戚のいるオレンジカウンティに行くので、
それじゃ、朝早く起きて散歩しよう、と。
時間は有効に使わないとね!
っていうか、それにしても睡眠時間2時間15分は…(笑)

ホテルを出てサンタモニカ・ピアへ向かう。
日の光一筋も射してない暗闇。

公園で遊ぶ。朝っぱらから元気である…

置かれてた大砲の銃にまたがり、写真を撮ってると、
スゥ~ッとパトカーが。
ちょうど銃から降りたとこだったが、「大砲に乗るな」って注意されました(^^;)
その後、おまわりは、近くで寝そべってたホームレスを起こしてた。

サンタモニカ。・ピアの桟橋にあるイルカのオブジェ。
さっきポリスメンに注意されたばかりなのに懲りないオレ達。

営業してないどころか、誰もいないパシフィック・パークで記念撮影
ちなみに営業時間は11~21時、金・土は~24時、日は~22時である。
夜も更けぬこの時間帯に記念撮影した旅行者などいるだろうか…(笑)

桟橋の先端から眺めたサンタモニカビーチ。

さて、いよいよマッスルビーチへ。
ここは、サンタモニカ・ピアのすぐ左側にある、砂浜上のトレーニング機器・遊具があるところ。
かのヒクソンもここを訪れてトレーニングすることがあるという。

ここでもまたバカな事をするオレ。
遠くにパシフィック・パークの観覧車が見える。

心霊写真!?
ブランコをこぐ相棒の体が背景のサンタモニカ・ピアの明かりに透けている(笑)

早朝トレーニング?に汗を流す相棒

こちらは平行棒。

こちらは吊り輪うんてい?

吊り輪



と、一通り汗を流す。
近い将来、サンタモニカビーチの近くに住み、毎朝ここでトレーニングをするのが夢。
オーシャンフロントウォークがあるので、ジョギングやサイクリングにも事欠かない。

チャリを借りようとしたが、ごらんの通り閉まってた。
って、あたりまえやん!!

光り輝く観覧車をバックに。

ぐるっと桟橋の周りを散歩し、最後にサインの前で記念撮影。
通り掛かりの人にシャッターを押してもらうが、シャッタースピードを遅くしてあるため、ブレてしまい、こんな写真に。

おいおい、これじゃ記念写真もクソもないではないか。
とりあえず、サンキュー!とお礼を言い、
セルフタイマーで撮った。お蔭様でいい一枚が撮れた。
ちなみにこのサインは、桟橋を守る有志によって1940年に建てられたらしい。

夜のサンタモニカ・ピアは初めて訪れたが、なかなか楽しかった。
ちなみに日中のサンタモニカの様子は前回行ったときの旅行記があるのでこちらへ。

約2時間の散歩を終え、6時ホテル帰着。
軽くシャワーを浴び、荷造りして6:40にホテルをチェックアウト。
ボーイに車を回してもらっている時に、ボケーッと道路に目をやってると、
ちょうどゴミ収集車が活動している時間だった。

こんなヘンテコな収集車をみかける。
なんだありゃ、と二人して目を丸くしてた。

6:48、通り掛かりのNORMSで朝飯!

汗を流した後の飯は格別!
だが、オレはメニューがお口に合わず、無理やり平らげる。

朝食後、SAVE ON DRUGSでサプリメント市場調査をする相棒。
ちなみに棚全部サプリメント。

同じサプリメントでも、日本とは比べ物にならないほど豊富な種類がある。
日本では認可されてないメラトニン(バレリアンと同じく快眠に効果あり)もあるし。
8:00過ぎ、お店を出て、一路レイクビューへ向かう。

ひたすらフリーウェイのCAR POOLレーンを飛ばす。

じき、辺りは砂漠へとその姿を変える。

アメリカ特有のどこまでも続く砂漠の中の道。
ロスから東に車を飛ばすこと約1時間(約時速130km/hで)、砂漠のど真ん中、レイクビュー農場に着く。

ここ、ニュートリライト社レイクビュー農場はオレの今回の旅で行きたかった所の一つ。
オレが愛用しているサプリメントメーカー、ニュートリライト社が所有する農場の一つがここ、レイクビュー農場。
ニュートリライト社は知る人ぞ知る、世界で初めてサプリメント(いわゆる栄養補給食品)を開発した会社。
しかも創立時から現在に至るまで、ほとんどの原料を自社農場で有機栽培・収穫し、加工までを一貫して行っている
世界的にも類を見ないサプリメントのリーディングブランド。
巷には○ァンケルだのD○Cだの合成ビタミンを中心とした安価なサプリも出回っているが、
毎日口にするものだからこそ、限りなく自然に近いものを、という同社の理念にはうなずけるものがある。
農薬がわりに、テントウムシやカゲロウの幼虫、タカ、フクロウを農場に放している。
更には、害虫をただむやみに駆除するだけでは自然界のバランスが崩れてしまうとのことで、
それを防ぐために、ペストブレイク(害虫避難所)なるものを農場の一画に設けている。
農場自体も全てを使用するのではなく、何区画かに区切って、3~4年ごとに1年間の休耕期間を設けている。
このように順々にまわしながら使っているので土地の栄養回復にもぬかりなし。
さて、オレがいたく感心したのは、農場が砂漠地帯にある理由。
ここまでの土壌管理・有機栽培を行っていても、雨(酸性雨)が降ってしまっては元も子もない、って事で
雨の降りにくい砂漠に農場を開拓。
水は、何重もの地層をろ過されたナチュラルかつミネラル豊富な地下水をくみ上げスプリンクラーで散水。
その地下水の水質チェック・データ収集に人工衛星を使用しているというから驚きである。

こうして栽培された原料を濃縮加工したサプリメントは天然のビタミン・ミネラル以外にも、
植物そのものが持つ有用成分“ファイトケミカルス”が豊富。
最近話題になっている、ポリフェノール、カテキン、イソフラボン、フルフォラフェンなどがそうである。
サプリメント関連を専門に仕事をしている相棒もニュートリライトのサプリの質の良さは認めている。

ニュートリライトツアーセンター。
予約さえすれば無料でツアーに参加できる。
ただし、日本語でのツアーを希望の場合は前以って交渉が必要。

通常は9時からレイクビュー農場、
そして13時から加工施設であるブエナパーク、の順でツアーが組まれるが、
なんとその日は日本から来た別のツアー団体の希望でツアー順が逆だったそうな。
9時にレイクビューについたが、ブエナパークまでは30分以上もかかるので今から行っても間に合わない。
これは完全にオレの確認ミス。しかも、ここでのツアーは14時からだと。
「Really?」とスタッフに苦笑しながら言葉を返したら、
近くに大きいショッピングセンターがあるとの事。
車で15分位だと。
こりゃ、いいや。いい機会だし、ショッピングを楽しもう、って事で、即移動。
スタッフには「Thank you very much! See you later!」と感謝する。

果たして、こんな砂漠の中にショッピングセンターがあるのかと不安になったが、
教わった道を辿ると、Hemetという小さい町に。

ありました!ショッピングパーク。

こんな感じ。
ここで、ゆっくりとショッピングを楽しむこと約3時間。
ブランドものはなかったが、ドライフルーツやジャーキー、薬、その他日本ではあまり見かけない小物を購入。
ロスに来て初めてゆっくりと時間がすごせた時でもあった。

で、スターバックスでランチ。

さすがアメ車。日本で運転するにはデカすぎ。
ちなみに右端手前にチラッと写ってるのがオレ達がレンタルした車。

で、14時前に先ほどのレイクビュー農場に戻り、日本からのツアー団体に混じって2時間半ほど農場を見学。

この間はずっとビデオをまわしてたので写真撮ってません…。

レイクビュー農場の飽くなき有機農法へのこだわり、
ニュートリライト社の創設者にしてサプリメントの先駆者でもあるカール・レンボーグの資料館などを
見学し、改めてニュートリライト社のサプリメント作りへのこだわりに感心させられる。

さて、16:30にレイクビューを離れ、そのままオレンジカウンティの親戚の家へ。
親戚といっても、おじぃちゃんのいとこの娘夫婦に当たるので遠い親戚だが、
初めてロスに行った時にものすごいお世話になっている。
その後もロスに行くたんびに会いにいってるので、今回も是非とも会いたかった。
相棒も、アメリカの家がどんな風か興味があるらしく楽しみにしてた。

約1時間、親戚の家があるオレンジカウンティまでフリーウェイをひたすら走りつづける。

そして、傍らでひたすら寝つづける相棒。
こちとら睡眠時間2時間15分だというのに(--;)

17:45、到着! 久々の再会。
キャロは日系2世、ノボルは広島出身、USAホンダの社員。
バイクの240km/hフルスケールメーター取り寄せが出来たのもノボルのおかげである。

家の中で1時間ほどくつろぐ。
昨日、今日の出来事、そして明日からNYにいくことなどを話した。
今日の朝食をNORMSで食った事を話すと「Oh~! NORMS?」と何故か笑われた。
口に合わなかったのもそのせいかも(笑)
18:45、相棒が希望したステーキを食いに出発。
前を走るノボルの車について行く。

ノボルの車は社用車のオデッセイ(日本ではラグレイト)。
オレもかなり飛ばすが(しかも異国の地で)、ノボルも飛ばすな~と相棒。
仕事帰りの車で混み始めたフリーウェイを抜け、トーランスへ。
店の名前は忘れたが、けっこうデカいBBQ店へ。
びっくりした事に、ビル&ジャネット、ジェイミも来てた。
ビルはキャロの兄。トーランスに住んでるのだが、わざわざオレ達の為に会いに来てくれたのだ。
BSEなどどこ吹く風、うまい肉をたらふく食う。
空港まで送ってくれるとの事で、飯後、近くのスタバでお茶。

ジェイミ・ジャネット・ビルと
ちなみに相棒が持っている帽子は、ビルからのプレゼント。
ビルはOTA NURSERYという種苗場を経営してるのだ。
今は亡き、ビルとキャロの両親が戦後、アメリカで一代で立ち上げた会社。
その困難は想像に難くないだろう。

ビルとキャロの妹、グレースとその家族はちょうどオーストラリアに行ってるということで今回は会えなかった。
22時に、ビル、ジャネット、ジェイミらと別れ、ダラーにレンタカーを返しに行く。

が、なんと車返却時に傷を発見。
どうも高速走行時に跳ね石に当たったらしい。
でも、保険に入ってたので問題なし。
レンタカー代は2日間約$79と思ったより安い。
レンタカーを返し、ノボルさんの車に乗せてもらい、LAXへ。
初めて使用することになる電子チケットの使い方を教えてもらい、荷物を預け、23:30、ノボルとキャロにお礼を言い別れた。
2人とも、オレ達が見えなくなるまで見送ってくれた。

搭乗までしばし待つ。

搭乗。
0:45、今度は時刻通りに離陸。
そう何遍も遅れてもらっちゃこまるって。

さらばロスよ…
本当に内容の濃い2日間だった。
相棒はロスに来てよかった、と。
住んでみたい、とまでも言い出した。
ロスは都会だけれども、ダウンタウンを出ればもうのんびりとした雰囲気。
そのギャップというか、そういうものに惹かれるのだろう。
車の運転が出来て、地図通りに辿ることが出来れば、ロスはホントに遊びに事欠かない街である。
サンタモニカ・プレイス、ロデオドライブ、チャイニーズシアター、サウスコーストプラザ、マリーナデルレイ、ラグナビーチ、
ディズニーワールド、シックスフラッグスマジックマウンテン、ウォークオブフェイム、あわよくばラスベガス…と、
本当はもっとゆっくりロスを案内してあげたかったが、限られた時間にしてはよくまわったと思う。
次に来る時はもっと時間に余裕を持ち、色々と案内してあげたい。
段々と高度を増し、霞みかけていく眼下のロスの街並みに別れを告げつつ、
次なる目的地、NYに思いを馳せ、ゆっくりと眠りについた。


おまけ
~相棒のブログより引用~


August 17, 2004

アメリカへ

air「今度一緒にアメリカ行こうぜ~」

思いつきから出た言葉が現実になった。旅の相棒は10年来の友人であるMr.TB。
この男は英語が堪能で格闘技(忍術?)の心得もあるので、実に心強い。

落合信彦の本を読んだり、社長の興味深い話を聞いたりしているうちに、
米国で働いてみたいという漠然とした気持ちはあった。
しかし英会話は言うに及ばず、海外旅行すら未経験の俺にとって、そんなことは絵空事にも等しかった。本当にやれるのかどうか、この旅で何らかの手ごたえを感じ取ることができれば、と思った。

出国手続きを終え、飛行機に乗り込むが、エンジントラブルにより出発がいきなり3時間遅れる(゜д゜)ゴルァ

August 18, 2004

東へ

to lake viewダイナーで朝食をとった後、L.A.から遥か東、レイクビューを目指し車で3時間。

映画の中で見た、広大なスケールの景観。
ロスはマジで良かった。

住んでみたい。

  

to be continued...
NY編に続く

 


 

 


May the adventure be forever wonder and grace!!