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ツーリングレポート

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白馬&黒部ダム&ビーナス!!

04'08/07(土)〜08(日)
総走行距離 約1000km
参加メンバー:オレ、上野さん、立川さん、板場、泰史
参加車両:CB1000SF,ZRX1100,YZF R-1,CBR1100XX,ZRX1200S

  板場から、泰史とツー行こう!!と予てからの誘い。
気づいて見りゃ大型ルーキーの上野さん、出発二日前に飛び入り参加となった立川さんを含め
全5台でのツーリング。5台ともリッタークラスというこれ以上不足のない布陣。

目的地は、白馬、黒部ダム、そして個人的には3度目のリベンジとなるビーナスライン。
道中晴天を祈りつつ、暑中ツーリングの幕開け!

8月7(土)

4:30起床。
いつもどおり例の場所で上野さん、立川さんと5時15分に集合。
首都高を使い、一路関越・高坂PAへ。
朝に弱いという板場は、埼玉の親戚の家に泊まり、そこから出発するという反則技を使う。
ちょうど6時半に滑りこみセーフの泰史を迎え、全員集合。
軽く挨拶を交わし、いざ出発!
最初のうちは流れに乗って走ってたが、
黒鳥の、後続を無視した単独追い越し走行が発端となり、
高速すり抜け走行へ。
オレのバイクも一時はメーター読み125mphとなる。
前回の事故時に破損したメーターをUS使用フルスケールメーターに変えてから
初の200km/h突破!!
260km/hのフルスケールメーターをつけてるBig-1は沢山いるけど、
さすがにUS使用のマイル・キロダブル表示のフルスケールメーターをつけてるBig-1は珍しいのでは?

〜US.HONDAから取り寄せたCB1000R用メーター〜

最初は試しにポン付けしただけなのでそのまま走ってみたら、
うわさどおり、車速データのフィードバックがおこらなかったためにレブリミッタ―が5000回転で発動!
5000回転以上は回らなくなってしまった。
まぁ、一度体験してみたかっただけなので、ツーリング前に配線を直結してレブリミッタ―もカット!
おかげでリミッターのストレスから解放されました(^^)
ZRXさんは最高170km/hまで出したそうな。

リミッタ―レス組の黒鳥、R1、CBは国産車のZRX×2台を置き去りにして快調に超高速クルージング。
7:42沼田IC着。R120を通り、8時ごろ給油。

ここまでの走行距離 約125マイル

日本ロマンチック街道を通り、9:40白根山通過。9:51渋峠到着。

ここまでの走行距離 約170マイル

そのまま県道471・502を北上し、スタカ湖近辺の上の平高原で一息。

ここまでの走行距離 約212マイル

そして、野沢温泉を通り過ぎ、R117を少し南下。
途中の道の駅?千曲川で昼飯。
ちょうど12:00
定番のそばを食べる。
そばを食い終わった後、敷地内のTVに見入ってた上野さんが、
「長野県、大雨警報!のテロップ流れてたよ…」と…
また雨かい…(--;)
確かに、現在地は晴れてはいるが、西側の山には今にも泣き出しそうな灰色の雲がかかってる。

ここまでの走行距離 約222マイル

12:47に出発。県道97を抜け、斑尾高原を通りすぎ、野尻湖湖畔を抜け、県道60を南下。
ここら辺のルートは前回の戸隠ツーの時と一部かぶってたので見覚えがあった。
13:57、牟礼にてガス補給。
この頃から雨が降り始めたが、スタンドのおねェちゃんの「多分そんなに降らないとは思いますよ」
というあてになりそうな、ならなそうな天気予報を信じ、カッパも着ずに先へ。
善光寺脇をかすめ、鬼無里街道を西へ。
戸隠方面は土砂崩れのため通行止め。
白馬方面もオレ達が通るほんの少し前まで、連続降雨量規定以上で通行止めだったみたい。
その証拠に、道路には土砂が流れてるところも。
おかげさまでバイクが泥んこ。
15時過ぎにはアインスオオタニ着。
なかなかお洒落なペンション。

本来なら荷物を預け、黒部ダムへ行くはずだったが、白馬連峰には雨雲がどんよりと。
オーナーに到着を知らせ、チェックインの手続き。
前もってHPでアインスオオタニの詳細を見てたが、
オーナーご夫妻とも、うわさに違わず中々気さくな方だった。
「これじゃ黒部行っても意味ないですよね?」
美人女将さん「ですね〜。やめといたほうがいいでしょう」

オレ「夕飯は何時ですか?」
美人女将さん「何時にしますか?」
オレ「何時にする?19時でいい?」
上野さん「18時!」
オレ「えっ?早くないすか?」
上野さん「20時からサッカーだから!」
オレ「え〜?サッカーなんかいいっすよ…
とりあえず18時でお願いします。」
美人女将さん「はい。わかりました。」

客の都合にあわせて飯を用意してくれるのもこれまた気分がいい。

上野さん、板場、泰史はバイクをガレージに片して部屋に。
ここのアインスオオタニ、バイク用にガレージを貸してくれるのだ。
う〜ん。安心だ(^^)
オレと立川さんは軽く白馬周辺を走りに行くつもりだったが、
いざ行こうとなった時に小雨がぱらついてきたので諦める。

皆で近くのコンビニまで酒を調達しに行き、夕飯までの時間、部屋で酒を飲みつつまったりとする。

泊まった部屋。
和洋室タイプでお洒落。
(アインスオオタニさんのHPからお借りしました)


オレ「燃費10km/lだよ〜」
泰史「オレは18だよ」
上野さん「オレも同じ位」
オレ「え〜!ちょっと待って!おかしいじゃん!沼田〜牟礼間で125.2kmで12.2リッターで燃費10.26だよ?」
泰史「196kmだよ」
オレ「え?125kmだよ!」
上野さん「いや、200kmは走ってるよ」
オレ「なんで・・・?
あっ!!そうか、オレのメーター、マイル表示がメインだからトリップもマイルなんだ!
125.2×1.6で…約200kmと。燃費16と。OK!」

なんていう勘違い劇もあったのでした(笑)

暇な時間を持て余し、18時に夕食。
美人女将さんの手作りらしいが、これまた美味い!
冷しゃぶのサラダや、ブリのてんぷら?やその他諸々。
いや〜美味かった。

飯後、庭でゆっくりと暮れゆく白馬を眺める。
この頃には白馬にかかってた不穏な雲も雲散霧消してて、稜線が拝めた。


SH505iでのスナップショット
左:庭→明かりのついてる窓はリビング&バー
中央:庭→明かりのついてる右端の窓は温泉
右:庭→夕暮れの白馬山稜

いや〜、最近の携帯はすごいな。
結構綺麗に撮れてるし(^^;)

庭で、暮れゆく大自然を眺めながら、しばらくたそがれる。
辺りも暗くなってきたので、部屋へ移動。
泰史、板場は風呂に入りに行ったが、オレと上野さん、立川さんはうつらうつらと寝てしまう。
目が覚めると、板場が一人でサッカーを観戦してた。
前半始まって9分。
オレも最後まで見てた。
態度の悪い中国人サポーターが応援する中、、
今までで一番マナー最悪のアウェー戦となったであろう日本。
1点目はコーナーからのヘディングで先制!
が、中国に見事なパスワークで1点取り返される。
中田Kの金的シュート?(中国側キーパー曰くハンドシュート)で2-1
更には玉田の駄目押しで3-1で完全勝利。
玉田が決めた途端、ぞろぞろと席を立つ中国人サポーター(^^;)
オレと板場が一喜一憂しながら見てる間も、他の皆はぐっすり夢の中。
一番見る気満々だった上野さんもぐっすり…

んで、試合終了後、むっくりと起きてきた。
なんとタイミングの悪い…
ちょうど試合終わった所だという事を知ると、
ショックで再びベッドイン。ご愁傷様(笑)

しばらくTVを見ながら、布団を敷いて風呂へ。
2001年5月に出来たばかりの温泉らしい。
う〜ん。やはり温泉はいいねぇ。
欲を言えば露天風呂だったら最高だった(笑)
風呂を出て、1時過ぎ就寝。

本日の走行距離 約293マイル
約470キロ

8月8(日)

7時飯。
快晴。
立川さんがダンディなオーナーとなにやら交渉。
立川さん「バイクを洗いたいんですがホースを貸してくれませんか?」
昨日、どろまみれになったバイクを洗いたいとの事。

裏にバイクを回し、ドブ水?で洗う事に。
しか〜し、このドブ?(水路?)を流れる水、清流のごとく綺麗。
飲めるかな?と思うくらい綺麗。
オレも上野さんも洗車。
板場・泰史は「めんどくさい」と洗わず。

立川さん「うりゃ〜」
って、よく見るとバイクに水かかってないよ?
※撮影のためのヤラセです(笑)

8:30頃、ダンディ&美人オーナー夫妻の暖かいお見送りで出発。
元W1乗りのオーナーに教えてもらったルートをなぞりながら、青木湖に出て、一路扇沢へ。

道を間違えUターン

9:46、扇沢でバイクを置き、10時発トロリーバスに乗り換え、黒部ダムへ。

トロリーバスには初めて乗ったのかな?
気分は、まるで地下要塞に送られる強制労働者。
約10分ちょい乗って、ようやく到着。

北朝鮮の秘密基地?

222段の階段を登り、眼前に開けた景色にはただただ、圧倒される。


水飛沫に太陽光が反射し、虹が延びていく…


遥か彼方にはロープウェイの駅、大観望が見える。

ダムより赤牛岳?を臨む。

稜線を眺めてるうちに、大学時代に室堂から黒部湖、針の木谷遡行〜針の木岳、
それから鹿島槍〜白馬〜親不知へ、と日本海に向かって
ひたすら稜線上を縦走した日々が懐かしい。
あの、気分はまるで“walking high above the world”の日々をもう一度体験したい。
ギアナ高地を旅するという夢もあるし(^^)。


記念撮影


11:05発のバスに乗るため惜しみつつも黒部ダムに別れを。

下界と天界をつなぐ、長く、暗いトンネル…なんちって

あとは、これでもかというほどタイトコーナーのワインディングを抜けて
ひたすらビーナスを目指して南下。

長いストレート下り坂の前方に見える山並みが聖地ビーナス!!

途中、ガスを入れ、霧が峰に着いたのは14:30…
更に先に行こうとする板場を制止して、かなり遅めの飯休憩を取る。

前方が車山だが、背後にはどんよりとした雨雲が迫ってた。
飯を食い、雨雲から逃げるようにして、降られないように帰路を急ぐ。

メルヘン街道を通り、麦草峠(前回ツー時のオレの事故現場)を過ぎ、須玉ICへ。
はっきり行って、二日目は後半から、思ったように止まらなく、
そのせいで突っ込みが出来ず、曲がるのも一苦労でぼろぼろのていだった。
2年前の乗鞍ツーではバンバン板場を煽ってたオレが、今回は全然ついて行けないし。
泰史にも遅くなったね、と言われる始末だし。

@ほんとにブレーキの効きが悪い
A単なる事故のトラウマ
のいずれかが理由として考えられるが、さて、真相やいかに。

いや、絶対@だ。間違いない。
フレーム逝ってるかも。

最後のガス補給をし、18時に高速IN。

板場は相変わらずどんどん行っちゃう。
オレは、すり抜けルーキーのライムグリーンを置いていく訳にはいかないので後続のペースに合わせながら、
時に引っ張りながら高速巡航。

と、アクシデント発生。
ある人が警ら中のパンダを無視し、強引にもオーバーテイク。
無論、パトカー追跡開始。
必死に追いかけてくるパトカーを尻目に鼻歌交じりでアクセルワイドオープンの容疑者。
すぐに小仏トンネルの渋滞に巻き込まれ、パトカーはホシを見失った模様。

18:50、談合坂で休憩。
一部始終を見てたライムグリーンがスピード違反&路肩走行容疑者に「遊ぶな」と釘を指す

19:15発。
またまたアクシデント発生。
最初はおとなしく集団行動してた黒鳥が、じれったかったのか、単独行動に走り、
後続など目もくれずに足早に去ってしまう。
待てって〜!!すり抜けルーキーの人がいるんだから〜
メット内での叫びも空しく黒鳥は闇の彼方へ消える。
中央道料金所にも黒鳥の影は見当たらず、皆して首をかしげる(笑)
残った4人でランデブー走行しながらゆっくりと流す。
1号分岐で泰史とサイナラ。
更に京葉道で立川さんとサイナラ。
文化会館前を通過時に時計を見るとちょうど21時。
最後に花屋の前で上野さんとサイナラ。

さっさとバイク&荷物を片し、風呂に入って汗を流す。
で、メール確認。

泰史
21:16「21時前に無事、自宅に到着しました。…(以下略)」
板場
20:36「もらい事故を食らった…まじむかつく」
えっ!?事故った?
2通目のメールで
20:54「小松川線に入ってすぐに前の前の車が急ブレーキ。
前の車とバイクがぶつかった。ついてない。」

ええ〜〜!!おいおい!
とりあえず、カウルとミラーが破損しただけで、身体の怪我もないみたいだし一安心。
無事、事故なく?、怪我もなく超ハイスペースのツーリングでした。
にしても、走りが不調だった原因を早く突き止めないと、次のツーリングが楽しめない!!

本日の走行距離 約358マイル
約575キロ



今回お世話になった宿です。
ロケーション、宿、飯、温泉、オーナーご夫妻の人柄と5拍子そろった一押しの宿。
ちなみにHPも美人女将さんの手作りらしい。

 

 

 


May the adventure be full of wonder and grace!!