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ツーリングレポート

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紅葉の信州縦断

09'10/24(土)〜25(日)
総走行距離 約525mile/840km

参加車両
W650, XV1900S, CB1000SF

 09年度最後のツーリングは久々の信州方面へ。
時を同じくして紅葉が見頃。行きも帰りも高速で渋滞に巻き込まれたものの、
それ以外は紅葉で色とりどりのワィンディングをひたすら駆け抜け、
温泉地でゆっくりと旅情を意味わえた最高のツーリングだった。

 

10月24日(土)

5時半に立川さんと集合。しかしながら、いつも時間に正確な立川さんが待てども待てども来ない。
15分経った頃、ようやく現れる。聞くところによると、バイクの時計が15分遅れていた事に気づかなかったらしい。
叔父との待ち合わせ場所である中央道談合坂SAに向かうが、渋滞が延々と続く。
朝っぱらからすり抜けを強行し、7時少し前に談合坂SAへ。
トイレを軽く済ませ、足早にSAを後にして、諏訪ICまでノンストップで飛ばす。
8:30、諏訪ICを降りてガス補給。
曇り空で気温も低かった為、高速走行で冷えた体を温めるべくコンビニに避難。
そして白樺湖経由でビーナスラインへ!
ビーナスラインに入ると景色は一変!
いつもならば草木の青々とした眺望が広がるのだが、一言で言えば「秋色」である。
草原は干草色だし、山々は黄色、オレンジ、赤と実にカラフル。
曇り空だった為、色が冴えてないのが残念だがこれでも見ごたえ十分!


高速の渋滞が嘘のように、快適なほど空いていた。
10:00、三峰展望台で小休止。
ここから一気に美ヶ原を経由し、美ヶ原林道へ。


しつこいようだが、紅葉で色とりどりのワィンディングを車列に詰まることもなく、道端の落ち葉を舞い上げながら快走していく。

浅間温泉を通りすぎた所で道端のコンビニに入りこれからのルートを再確認。
当初の案では、R143を北上し青木峠〜修那羅峠〜聖高原〜鬼無里〜戸隠と走る予定だったが、
曇り空で気温が上がらず寒い、眺望が利かないという事もありこのルートをカットする事に。
ちょっと戻って長野道豊科ICから上信越道信濃町ICまでワープ。
途中の姥捨SAで昼飯。
立川さん共々、叔父にご馳走になりました。

さて、信濃町ICで降りてガス補給して、野尻湖を通り、斑尾高原経由で宿泊地の野沢温泉へ。

16時頃野沢温泉到着。
早速浴衣に着替え、ひとっ風呂浴びる。
今回お世話になったのは「四季の宿 河一屋」
天然記念物「麻釜」と同じ源泉から引湯している循環濾過式の内風呂と、
真湯の源泉掛け流し露天風呂の2種類が楽しめる。
この真湯、湯の花がいっぱい浮いてるのだが、よくある「白」ではなく藻のようなもの。
慣れないとゴミと変わらない(笑)

体が温まった所で、湯上りのビール。
しばらくすると、窓から見える雲が次第にピンク色に染まり始めていた。
窓から体を乗り出してみると、鮮やかな夕焼け。明日は晴れるかも?と期待を持つ。


ビールを一通り飲み、日も暮れたところで、夕食までの30分程温泉街の散策へ。







土産屋は21時まで開いてるとの事だったので、夕飯後にまた来る事に。

19時、待ちに待った夕飯。内容もボリュームも文句なし。地酒の水尾と共に美味しく頂く。

飯後、再び温泉街を軽く散歩。
こちらは知る人ぞ知る「麻釜」の源泉である。

お土産屋を物色しながらぶらりと歩き、宿に戻りまた温泉に浸かる。
はぁ〜極楽極楽。

10月25日(日)

朝起きてみると青空が広がっている。多少雲はあるものの、秋晴れである。
下駄を履いて朝市がてら外湯に行く。

こちらは昨日行った麻釜。温泉卵調理中である。
温泉卵に限らず、野菜などを茹でるのにも利用されているらしい。


そして観光客でごったがえす朝市。
何も買うものがなかったが、とりあえず温泉卵を頂く。

叔父はそのまま温泉街散策へ。オレと立川さんは外湯に入りに行く。

8時、宿で朝飯。朝飯も美味しく頂き、9時半出発。
今日は野沢温泉スキー場内を駆け上がってひたすら志賀高原・草津方面へ。
そして沼田から高速に乗って帰るのんびりルート。
天気もいいので、要所要所で止まりながら行く事に。
まずは出発前の集合写真。

宿を出て10分と経たないうちにスキー場内のワィンディングに入る。
前をバスがのらりくらりと走っており、抜かせてくれそうになかったので、写真を撮ってしばし待つことに。

そしてさらに高度を上げて行くと・・・、キター!
今回のツーリングで初めてで最後の眺望であった(笑)
下に見えるのは野座温泉村。
今、自分たちがいる所は、冬には一面の雪に覆われ、スキー場と化す所である。
こういう風にスキー場内を走れる所を中心に今度は行ってみようかな・・・。

一眼レフも取り出して写真を撮ったが、逆光の為中々難しい。
その後も、広大なスキー場内に延々と続くワィンディングを走り続ける。




 

上ノ平高原から先は、山深い峠道をいくつも越えていく。
ここでも紅葉が素晴らしく、去年秋山郷から抜けてきた時とはまた違った景色を楽しめた。


そして、カヤノ平で休憩を取ることに。
以前、ガイドブックで写真を見てから行きたかった場所に今回初めて来れたのだが、
天気がいい事もあり、ガイドブックでみた景色そのものを見ることが出来た。


山深い峠道にぽつんとある広大なキャンプ地である。
夜はさぞかし満点の星空で綺麗だろうな〜。

ここでもしばし写真撮影を楽しむ。
順光だったのでご覧の通り中々いい集合写真が撮れた。

その他にも色んな写真を撮ったのだが、フィルムカメラで撮ったので現像待ち。
ちなみに立川さんが撮った写真の中にこんな1枚が。
さながらスナイパーのようであるが、誰だ!?


カヤノ平で至福のひと時を過ごした後は、またワィンディングを駆け抜け、志賀高原・草津方面へ。
しかし、カヤノ平での天気がピークだったようで、先に行けば行くほど濃い霧の中。
気温も下がり始め、眺望も利かなくなってきた。
あまりの寒さに渋峠手前の横手山ドライブインに緊急避難。
気温計は3℃とか。寒すぎっ!



昼飯を食べながら体を温める。
雲の中だったので渋峠もパス、
草津を目指したが霧雨になってきて、路面も濡れてきた・・・。
なんとか、ずぶぬれになる前にコンビニに避難し雨カッパを着込み沼田へ。

日本ロマンチック街道を沼田までのんびりと走る。
途中でクラシックカー3台と一般車3台が事故っており、10分ほど足止めを食らう。
沼田IC手前でガス補給し、高速に乗る。
幸い、高速では雨に降られなかったが、これまた渋滞ばっかりで参った。

19時過ぎ、帰宅。

お疲れ様でした!


 

 

 


May the adventure be full of wonder and grace!!